採用や人材育成に伴走する、株式会社NeComoの五十嵐ゆきです。
東京や大阪は緊急事態宣言の延長でしょうか、気がかりな日々が続きますね。
皆様を始め従業員の方々は、健やかにお過ごしでしょうか。
この春、新入社員を迎えた企業様もあろうかと存じます。
今月のメールは、2021年の新入社員研修をふりかえり、彼らに感じた特徴を
お伝えします。
一情報にすぎませんが、御社の若手育成ヒントに少しでもなれば、幸甚です。
【2021年新入社員の研修状況】
弊社がお請けした研修は当初、8割オンライン型、2割対面型の予定でしたが、
新型コロナウイルスにより全てオンライン型となりました。これは、
お客様にIT業、製造業が多いためかもしれません。
医療法人を代表に、接遇・事務に係る社員が多い業種は、従来どおり対面型の
研修が主流だったようです。
なお、NeComoが扱う研修内容は、ビジネスマナーの他、論理思考、文書作成、
タイムマネジメントなどです。内容により、オンラインのほうが対面よりも
フォローできると実感しました。
【2021年新入社員の特徴】
学校の授業でオンラインに慣れたのでしょう、オンラインツールを感覚的に使う
ことができます。ただ、メール文の作成などキーボード入力が必要になると、
進捗の差が大きいです。いつかフリック入力のキーボードが登場するのかも?!
「めんどくさ!」と言いたげな渋々感は画面から伝わらず、素直に個人および
グループ作業に取り組んでいました。
特徴1:不慣れなことだったり突如環境が変わったりしても、腐らず取り組む真面目さ
オンラインの話し合いは、「誰かが話しているときには聞く」ことが暗黙のルール
です。ただ、タイミングよく発信するって難しいですね。(資料の画面共有中は
尚更ですね・・・) 「人より発言が遅れてしまう、頑張りたい」との抱負を述べる
新入社員も少なくなく、自ら発信する重要性を感じているようです。
ですから、真面目さ、保証します!
ただ、研修中の質問は講師宛のチャットが多いです。チャットは皆に見えるよう
全員宛にと言っても、です。マイクで質問する猛者は、極めて少数です。
自分発信の重要性をわかっているものの、こっそりチャット。
(ちなみに、質問への回答はマイクで全員と共有します)
特徴2:やる気があり、一歩踏み出さねばとの思いもあるが、怖さに負ける
(とってもフランクにいえば、ヘタレです)
ところで、先輩や上司に話しかけづらいなら、代わりに報連相をしっかり!と
伝えています。(おそらく日本中の新入社員研修で、言われています)
どうか、「しょっちゅう報告して煩いな」と思わないでくださいね。
ふむふむと聞いてやり、この組織に受け入れられている感、すなわち所属意識を
満たしてやってください。会社へのエンゲージメント(愛着心)を育むかどうか、
皆様の対応が左右します。
ご不明点、詳細についてはお気軽に、お問い合わせください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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